今年のインフルエンザ情報

今年は例年に比べ約三週間おくれでインフルエンザの流行がはじまりました、そのため現在(2月24日現在)流行がピークを迎えようとしています、現在和歌山市ではB型のインフルエンザが多いのですが、A型も検出されてきており、今後流行が拡大するかは、このA型が広がっていくのかどうかにもよると思われます、
現時点でのインフルエンザの流行状況については次のホームページ等を参照下さい。
 
 インフルエンザ情報サービス 
 http://influenza.elan.ne.jp
 和歌山市感染情報センター  
 http://www12.ocn.ne.jp/~kansen (~はチルダ)

インフルエンザはどう診断するか
現在は流行しているため、急激に上昇する発熱に加え、頭痛、関節痛などがある場合は検査を行い診断を確定することが必要です、検査の方法は鼻に綿棒を差し入れて鼻汁を採取し、十分程度で結果がわかります、熱がでてから間もない時期は、たとえインフルエンザに罹っていても検査ではインフルエンザではない、と判定
されることがあり注意が必要です、疑われる場合は時間が経過してから再度検査することがあります、ただし家族内に数日以内に発症した人がいる場合などは検査を省略することもあります、なお現在、診断キットは十分な量が供給されています。

予防接種の効果は?
予防接種を接種したのに、とおっしゃる方がおられます、インフルエンザの予防接種はA型、B型両方に対応できるようになっているのですが発病を完全に押さえ込む程強力なものではありません、しかしながら接種されたかたの多くは発熱の度合いや期間が軽く済んでいるようです。

薬は?
現在、A型B型両方に効くタミフルというお薬が主流です。ただし、1歳未満の方に使用する場合は注意が必要です、医療機関や医師によっても意見が異なる場合もあるかと思いますが、医師とよく相談し納得されたうえで薬(飲むか飲まないかを含めて)を決定してください、同様の理由で妊婦さんに対しても薬の処方は産科の先生に御相談いただく方がよろしいかと思います。


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